2013年9月22日日曜日

ヘッドシェル交換の巻

ヘッドシェルにおける音質の違いについては、以前から気にはなっていたが、盤購入を最優先するあまり、着手する事が出来ずじまいでした。この度、思い切って2台分を「アフリカ黒檀製シェル+真鍮ナット」のセットで新調した次第。

一時期は視覚性や音圧の高さに目を奪われコンコルド・タイプも使用しましたが、経年劣化による接点不良や盤に対する負荷が大きい点の理由により、近年は純正シェルに戻し使用していました。
凝り性の性分もあり、自由にカスタマイズ出来るヘッドシェル・タイプは自分好みと言えます。

針はスクラッチ針として浸透しているN44-7ですが、元々は60年代にステレオ/モノ兼用針として作られた針で、帯域はN44-Gより若干狭いですが、中低域重視のサウンドとカンチレバーも44-Gより太く丈夫な作りです。安値で、盤にも優しい点も良いですね。

で、効果の程ですが、目から鱗が落ちました。

リード線は元々オルトフォンの8N線に強化していたが、それを装着した時以上の変化です。ヴォーカルの生々しさや鮮明度がまるで違います。

これで聴くダニー・ハサウェイは堪りません。